年齢に合わせて肌と上手につきあう
肌の曲がり角は5歳と言われてきましたが、実はもっとはやく、5~6歳から老化は始まっています。
10代は新陳代謝が活発なので、肌がダメージを受けても、見た目にはわからないだけなのです。
でも、この時期にスキンケア、とくに紫外線に対するケアをこまめにおこなっていたかどうかで、30代以降の老化のスピードが大きく違ってきます
なぜ紫外線が肌の老化に関係するのかといえば、紫外線をあびることで表皮は軽いやけどを負った状態になり、水分が奪われ、急激に乾燥するからです。
また、真皮の線維が紫外線によってこわされ、ハリが落ちるのです
無防備に紫外線にあたると、急激に肌は変化しますし、紫外線は毎日降り注いでいますから、紫外線ケアを怠ると肌の老化はじわじわと進みます
しかも、年齢とともに新陳代謝の働きが弱まりますから、0代以降はそれなりのケアが必要です。
ストレスや疲れなども加わると新陳代謝はさらに悪くなり、シミ、シワはますますできやすくなってしまいます
だからこそ「スキンケアの見直し」が効く!
肌は年齢とともに変化しますから、それに合わせて、スキンケアの方法も変えていかなくてはなりません
年齢を重ねると、皮脂の分泌量は少なくなります。
皮脂はいったん取られても、再び時間がたつと分泌されるものなのですが、この回復力も衰えていきます
洗顔をしすぎると肌をいためることもあると書きましたが、それは、洗顔によって取られた皮脂がなかなか戻ってこなくなるからです。
ですから、とにかく美肌のためには「洗いすぎない」「保湿する」、この2点が大切です。
現在に肌トラブルを感じていない人でも、スキンケアを定期的に見直してください。
私がおすすめしているのは、人生の節目での見直し。
入学、就職、独立、結婚、出産など、生活環境や習慣が変わるときに、肌の調子も大きく変わります
これまではほとんどノーメイクだった人がフルメイクをするようになる、食事内容が変わる、水が変わる、ホルモンの変動が起こる……。
こういうときに肌の状態も変わります。
そのときどきで洗顔料を使いわけたり、洗顔法を変えたり、使っている化粧品を変えたりと、肌の調子をよくする工夫が必要です
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