美肌、いくつになっても若々しい人の秘密
透明感のある肌になりたい!
シミやシワと無縁の肌になりたい! これは、多くの女性の願いです。
肌の印象は、その人の見た目にも大きく影響します。いくつになっても魅力的な人
は、総じて美しい肌をしています。
また、みなさん感じていることだと思いますが、肌の調子がいまいちだと、なんと
なく1日気がめいってしまいます。逆に、輝くような美しい肌であれば、自然と気合
いも入ります。
誰かに会うときも自信が持てますし、仕事もがんばれる。人生そのものが変わると言ってもいいくらい、肌のコンディションは女性にとって重要なものです。
どんなにいい化粧品でも「使い方」次第で逆効果に
肌を美しく保つために、多くの女性がさまざまな努力をしています。なかには「肌
にいい」と聞けば、化粧品も美容法も片っ端から取り入れてみる、という人も……。
でも、どうでしょうか。その努力が自分の肌にきちんと反映されているでしょうかスキンケアに熱心な人ほど、あれこれ試しますが思ったように肌の調子はよくならないようです。
そのため、さらに新しい化粧品を試してみたり、今のお手入れ方法に手を加えてみたり……。
でも、やっぱり肌の調子はいまいち。それどころか、逆にシミやシワが増えてしまったという人もいます
実は、このような悩みを抱えている人は、洗顔に始まる基本的なお手入れのしかたを誤解していることが多いのです。
今はさまざまな美容成分が入った高機能商品があふれています。でも、どんなにいい成分が入っていてもスキンケアのもっとも大切な「基本」が間違っていたら、逆効果になってしまいます。
肌にいいと思ってしていることで、肌をどんどんいため、「老け肌」にしてしまっている可能性もあるのです。
たとえば洗顔こんな誤解をしていませんか?
スキンケアといえば「汚れをきちんと落とすことが基本」と思っている人は多いようです。
確かにこれは間違いではありません。
でも、ここにちょっとした誤解があります。
たとえば、メイクが肌に残ったままになると色素沈着が起こるなどと言われることがあります。
でも、それは事実ではありません。
たっぷりの泡で洗顔するほうが肌に刺激が少ない。
実はこれも間違いです。洗顔ひとつをとっても、このような間違いに気づかずに、毎日のケアをしている人がたくさんいるのです。
あなたも、家に帰ったらすぐにメイクを落とさなくてはいけない、と思っていませんか?
メイク落としは徹底的に、アイメイクやリップに専用のリムーバーを使っていませんか?
朝も、夜と同じように洗顔料を使って顔を洗っていませんか
顔をきれいに洗って、いったんすべてを取り除き、化粧水や美容液、乳液、クリームをつける。
こんな習慣がいつの頃からか、当然のようになってしまっていないでしょうか。
でも、ここに大きな落とし穴があるのです
美肌は「弾力」と「伸び」で決まる!
スキンケアは、方法次第で肌をいためてしまうことがあります
なかでも洗顔にょって、正確に言えば「洗顔のしすぎ」によって肌の調子をくずしている人が多いのです
洗顔料をたっぷり手に取ってしっかり泡立てて顔全体を洗い、顔がキュッキュッというまでお湯で流し、最後はタオルでこするようにしてふく。
確かにすっきりするかもしれませんが、この洗顔では本来肌にとって必要な皮脂や角質まで取り除いてしまいます。
その結果、何が起こるかといえば「乾燥」です
健康で美しい肌の条件は、「弾力」と「伸び」があること。この弾力と伸びがモチッとした皮膚感を生み出しているのですが、その大敵が「肌の乾燥」なのです
乾燥は、肌のカサつきやくすみ、そしてシワの原因となり、肌を一気に老化させてしまいます。
年齢とともにシワやたるみができる理由
まず肌の「弾力」ですが、これは「真皮の厚さ」で決まります
ここで肌の構造を説明しましょう
肌は大きく分けて3層からなっています。
表面に近い表皮、その下の真皮、そして皮下組織。なかでも真皮は一番厚みがあり、ここがふっくらしていると弾力のある肌になります。
この真皮は、コラーゲンやエラスチンなどの線維からできていて、その線維の隙間を、水分を保つ力を持つゼリー状のヒアルロン酸などが埋めています(くー)°
コラーゲンやエラスチンは年齢とともにどんどん減少し、そのため真皮が薄くなっていきます。年齢を重ねると、肌の弾力が失われ、たるんだり、シワができやすくなるのはこのためです。
コラーゲンやヒアルロン酸が肌にいいといわれているのは、弾力をつくるもとになっているからです。
肌の老化を遅らせるスキンケアとは
たとえば10代と0代では、真皮の厚みは1ミリくらい変わります。
でも、これは誰もがさけられないこと。
だからこそ、日々のスキンケアが重要になってきます。
どれだけ「正しいスキンケア」ができているかで「肌の老化」のスピードを遅らせることはできるのです。
ここでいうスキンケアには、「毎日の食事」も含まれます
とくに「弾力」を保つには、直接「肌をつくる」栄養成分にアプローチすることが大切。
肌の外と内、両方からのケアがあってはじめて「輝きのある美肌」は実現するのです。
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